私の知人でお茶のお稽古をしている人がいる。
もう亡くなってしまった90歳のおじいちゃんが
手作りで作ってくれた、というお道具
を見せてもらった。
そこには
「思いやり」という言葉が書いてあった。
辞書で調べてみると
【他人の身の上や心情に心を配ること。また、その気持ち。】
口では「思いやり」をもって接したい。なんて、言っているが
本当に自分ができているか?
疑わしい気持ちになる。
(自分のことばかり考えている気がする)
別の知人に、
食事の注文に時間がかかる。
(決められないのでいつも同じものを注文している)
人から依頼されると断れない。
(一人残って夜中まで仕事をしているらしい)
夫婦喧嘩をしている光景をみて、自分のことの
よに心を痛めている。
(夫婦喧嘩は犬も食わない?!)
(そんなことで悩むかぁ?そんなこと、断れよ、と、
こっちがイライラしてくることもある)
いわゆる「優柔不断」な方である。
しかし、よくよく観察し、接していると
気配りをし、相手の気持ちになって
人と接しているのである。
「思いやり」をもって接しているのである。
そして、それに触れた時
「じ~ん」と心が温まるような、
「ありがとう」の気持ちが沸いてくる。
優柔不断=思いやり
にはならないが
私よりもはるかに
「思いやり」をもっている
ことは確かであり、
学ぶところはたくさんあり、見習いたい。
(しかしながら、いつも同じものを注文しているので
病気にならないか、心配にもなってくる)
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