2009年8月17日月曜日

●●●優柔不断●●●

私の知人でお茶のお稽古をしている人がいる。

もう亡くなってしまった90歳のおじいちゃんが
手作りで作ってくれた、というお道具
を見せてもらった。

そこには


「思いやり」という言葉が書いてあった。


辞書で調べてみると
【他人の身の上や心情に心を配ること。また、その気持ち。】


口では「思いやり」をもって接したい。なんて、言っているが


本当に自分ができているか?


疑わしい気持ちになる。
(自分のことばかり考えている気がする)


別の知人に、


食事の注文に時間がかかる。
(決められないのでいつも同じものを注文している)


人から依頼されると断れない。
(一人残って夜中まで仕事をしているらしい)


夫婦喧嘩をしている光景をみて、自分のことの
よに心を痛めている。
(夫婦喧嘩は犬も食わない?!)


(そんなことで悩むかぁ?そんなこと、断れよ、と、
こっちがイライラしてくることもある)



いわゆる「優柔不断」な方である。



しかし、よくよく観察し、接していると


気配りをし、相手の気持ちになって
人と接しているのである。


「思いやり」をもって接しているのである。



そして、それに触れた時




「じ~ん」と心が温まるような、
「ありがとう」の気持ちが沸いてくる。




優柔不断=思いやり


にはならないが


私よりもはるかに



「思いやり」をもっている



ことは確かであり、


学ぶところはたくさんあり、見習いたい。


(しかしながら、いつも同じものを注文しているので
 病気にならないか、心配にもなってくる)



 

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